禁煙タクシーとは
ここでは、最近話題になっている「禁煙タクシー」というサービスを紹介しています。
禁煙タクシーとは?
文字通り、タクシー内での喫煙を禁じているタクシーの事で乗務員はもちろん、乗客も車内での喫煙は出来ません。
それまでは喫煙者と同乗するドライバーの受動喫煙による健康被害、車内のタバコの臭いのよる苦情など、トラブルの原因となってきましたが、1988年にこの禁煙タクシーが誕生して以来そのような問題が解消され、取り入れるタクシー会社が増えたようです。
禁煙タクシーは車の屋根の部分に「禁煙」とわかる表示灯を付けていますので見るとすぐにわかります。
東京都内など、その地域の9割が禁煙タクシーである場合は表示灯ではなく
ステッカーを貼っていますのでいずれかで判断が付くようになっています。
禁煙タクシーが始まった当初の理由は、タクシードライバーの受動喫煙による健康被害を防ぐ為で、医師の診断書の提出が義務付けられていました。
申請が降りるまでにも時間がかかったようですが、嫌煙傾向の強い近年では会社や(個人タクシーの場合)個人の意思一つで、禁煙タクシーの表示が可能になりました。お客様からの禁煙化のニーズも高まっており、今後も禁煙タクシーは増えていくでしょう。
運賃は通常のタクシーと変わりませんし、特に予約などしなくてもタクシー乗り場で簡単に捕まえる事が出来ます。
地域によって、禁煙タクシーが普及していない場合は予約が必要な事もありますので、利用する地域のタクシー情報をチェックすると良いかもしれません。
逆に東京など殆どのタクシーが禁煙化している地域では「喫煙タクシー」の手配サービスがあるようです。
公共の場での喫煙が難しくなっている昨今、仕事帰りにゆっくりと一服したい、という方の為の予約サービスです。
このようなサービスが生まれるほど、禁煙タクシーの普及が進んでいるという事です。
喫煙者の方には厳しいお話かもしれませんが、タクシードライバーの健康を守る為、また子どもや妊娠中の方、病気の方などが安心してタクシーを利用できることを考えると、有効な手段と言えます。