タクシーを利用した時の面白エピソード②
ここでは、タクシーコラムとして、タクシーを利用した時の面白かった体験を投稿して貰ったので、ご紹介します。
タクシー利用した時の面白エピソード②
仕事の関係でタクシーを良く利用します。
守秘義務のあるクライアントからの資料は、電車内で閲覧出来ないので、
プライベート個室という理由でタクシーを使用します。
ある時、江東区にある東京ビッグサイトの展示ブースに、
一週間通うことになりました。
展示ブース担当者の希望で、昼食弁当を銀座のデパ地下で購入し、
デパート前の地下鉄入口に止まっているタクシーに乗車して、
晴海通りを左折して東京ビッグサイトに向かうルートです。
この日は、夕食も用意するスケジュールとなったので、
再度同じMデパートで弁当を買い出しして、同じ位置に止まっている
タクシーに乗車しました。
「日に二回もデパ地下弁当の買い出しですか?」
と運転手さんに声掛けされました。
記憶は定かで無かったのですが午前中に乗車した
タクシーの運転手さんでした。
「日に二回も同じタクシーってあるのだね」
と答えると乗務員さんは
「あの場所に5年間つけています」
との返答です。
「あそこは正規のタクシー乗り場では無いよね」
と聞くと
「Mデパートのメインの出入り口前なので、
5分もあればお客さんが乗車します」
「私は一週間弁当運びにMデパ地下で弁当買って東京ビッグサイトに行くよ」と答えると
「又のご利用お待ちします」
とウィットのある返事でした。
事実その後6日間になんと三回も、乗車することになりました。
都内でも有数の繁華街「銀座」をベース基地にして、
タクシー乗務をしているドライバーのプライドが、
言動にも運転マナーにも、ヒシヒシと伝わってきます。
会社の同僚もタクシーを利用することが多いのですが、
女性社員はタクシー乗務員のマナーの悪さを怖がって、
夜間は利用を控える事も多いようでした。
銀座M前乗務員に私の名刺を渡し、信頼できる同僚乗務員の携帯電話へ、
空電話の依頼しました。
合言葉は「迎えお願いします」です。
タクシー会社を通さないで信頼出来るタクシーを、夜間でも女子社員が安心して乗車出来るシステムです。
タクシー乗務員さんは隔日業務なので、指名者がお休みの場合は、
出社の運転手さんに取り次いでくれます。