タクシーを利用した時の面白エピソード

タクシーを利用した時の面白エピソード①

タクシーを利用した時の面白エピソード

 

ここでは、タクシーコラムとして、タクシーを利用した時の面白かった体験を投稿して貰ったので、ご紹介します。
 

 

タクシー利用した時の面白エピソード①

海外出張で成田に行くことになりました。
新宿の会社で打ち合わせを済ませ、
新宿駅西口から成田空港へ向かう予定だったのですが時期は盛夏です。

 

大きな荷物を転がしながら歩いているうちにタクシーが近づいて来ました。
乗務員さんと目があった瞬間反射的に手を挙げていました。

 

乗務員さんは車から降りてきて荷物を後部トランクに運び入れてくれました。
「ご出張ですか?」の問いかけに
私:「そうです、成田空港第二ターミナルまでお願いします」
運転手さん:「かしこまりましたお急ぎですか?」
私:「昼前の便なので時間はあります」と答えました。

 

 

 

運転手さんは無線で成田空港と会社に報告を入れて、
「では新宿入り口から4号線経由京葉道から東関東道で成田まで行きます」
と元気よく答えた後、
「実は私帰社途中だったのです。最後の一仕事が成田はラッキーです」
と感謝の言葉です。

 

朝の混雑時にも関わらず首都高速も京葉道もスムーズに流れました。
徹夜明けの眠気覚ましも兼ねてか車内の会話もはずみ東関道の四街道を過ぎたあたりで
乗務員さんが「アレ?」と首をかしげます。

 

「ガス欠だ」
と叫ぶと車を路肩に寄せてパーキングランプを点灯させました。
タクシーはプロパンガスが燃料です。

 

乗務員さんの話によると、
プロパン満杯で約500km程度走行可能とのことです。

 

前日からの乗務で、新宿から私が乗車するまでに約350km走っていたことに気付かなかったとの話です。

 

 

 

しかも真夏の乗務でクーラーはつけっ放し、
通常より消費が早かったようです。
あわてて乗務する会社に無線を入れて、これまでの経過を報告しました。

 

ガス欠で、クーラーの切れた車内はあっという間に灼熱地獄です。
高速道路では車外も無理、何より事故が心配です。

 

ガス欠をして約5分経った頃大型のリムジンハイヤーが、
タクシーの前に止まりました。

 

乗務員さんが降りてきて事情を聞くと、リムジン車内の乗客に事情を説明し、相乗りさせてもらうことになりました。

 

無事成田空港に時間前に到着できて、海外出張に向かいました。
後に最初に乗ったタクシー会社の担当者から、
数万円分のタクシークーポンをお詫びにといただきました。

 

飛行機に間に合ったので、笑って過ごせる話ですが、間に合わなかったらと
思うと、ゾっとします。

 

リムジンハイヤーの運転手さんに、感謝致します。


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