個人タクシー開業
ここでは、個人タクシーで開業する事について説明していきます。
個人タクシーとして開業するには?
個人タクシーと法人タクシーは、営業のやり方や料金面などは、ほとんど変わりませんが、違いがあるのは、その事業形態にあります。
個人タクシー事業者は、基本的に個人事業主であり、タクシーの営業活動において全責任を持って、業務を行います。
この個人事業主として独立するには、いろいろと条件があります。
その条件とは、
1.年齢が申請日現在で、65歳未満であること。
2.タクシーなどの業務による運転経歴が10年以上であること。
3.開業に要する(車両の購入など)
一定の資金を保有していること。
4.過去の一定期間に、道路交通法等の違反歴が無いこと。
などで、これらを全て満たさねばなりません。
また上記の条件を満たした上で、さらに、厳しい審査を通過しないと事業許可がおりません。
タクシー事業の許可基準は、法律(道路運送法第6条第1項)で規定されていますが、個人タクシーについては各地方運輸局毎に、さらに細かく規定がされています。
それに対して法人タクシーは、車両や燃料費、保険などは、全て各タクシー会社持ちになるので、気楽といえば、気楽と言えるでしょう。
個人タクシーとして独立するには、いろいろ厳しい条件はありますが、その分売り上げは全て、事業主の収入になります。
法人タクシーの場合は、売上げの60%前後が、収入になるので、収入面から比較すると、
個人タクシーの方が良いですね。
個人タクシーは仕事をやったらやった分だけ、自分の給料としては反映されるので、やりがいも多いかと思います。
その代わり、車両購入・燃料・保険などは、自己負担になり、毎月 及び 毎年運輸局へ運送実績報告書などの提出が義務付けられているので、一長一短といったところでしょうか?
この様に最初は各タクシー会社に就職して、法人のタクシー運転手としてスタートを切りますが、後々個人タクシーの運転手として、独立する道も選択出来ます。
自分の腕一本で仕事をしていくのは、責任もありますが、その分やりがいも大きいと思います。
個人タクシーとして独立する夢も、頭の片隅に入れておくのも、良いと思います。
タクシー業界に興味をお持ちの方へ
いずれ個人タクシーとして独立することは、厳しい条件はありますが、夢のある仕事です。
個人タクシーとして独立するためには、まずタクシーの業務経験が10年以上必要ですが、最初に入ったタクシー会社で良いスタートが切れるかどうかが、とても重要になってきます。
タクシー業界は色々と特殊な業界になりますが、タクシー業界へ転職をお考えの方は、下記リンク先の記事が参考になります。
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